人気の投稿

2019年1月29日火曜日

2019年度 レッスンご受講アンケート


本日も
いのうえピアノ教室ブログ『Capriccioso』を
ご覧いただきありがとうございます。

今日は、北風が強く
寒い一日となっていますね。

さて、当教室では
毎年この時期恒例の
来年度レッスンご受講アンケートのお便りを
生徒の皆さまにお配りし始めております。

内容は
進学、進級に伴い
2019年度、レッスン曜日時間に変更のご希望があるかどうか
お尋ねさせていただくものです。

誠に勝手ながら
締め切りを2月16日とさせていただきました。

しかし!!
まだ3学期が始まったばかり…というこの現実。
現時点で、来年度のことまで考えられなかったり
予想がつかない生徒さんは
いらっしゃることと思います。
その際は、どうぞ遠慮なさらず
ぜひ、ご相談いただきたいと思っております。

♪♪♪

本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。

2019年1月28日月曜日

ロンドン音楽紀行 Ⅸ 最終回 (ヴィクトリア&アルバート博物館編 後篇)





おはようございます。
穏やかな朝を迎えておりますが
今日は、徐々に風が強まるとのこと。
そろそろ花粉が気になる季節です。

本日も
いのうえピアノ教室ブログ『Capriccioso』を
ご覧いただきありがとうございます。


ロンドン音楽紀行にも
お付き合いいただき
ありがとうございます。
今回で最終回とさせていただきます。


前回ご紹介した
ヴィクトリア&アルバート博物館内の
『クラビオルガン』の近くで
またしても興味深い楽器を見つけました。


こちら…
一見、グランドピアノにも見えますが
奥行きがありません。



また
グランドピアノとは異なり
弦が鍵盤に対して平行に張ってあります。





この楽器の名前こそ
フェルメールの絵でも
たびたび登場する
『ヴァージナル』なのです。
(1月9日、当ブログにてアップした
ナショナルギャラリー編も
ご覧いただければと思います。)

こちらのヴァージナルは
エリザベスⅠの命を受けて
イタリア、ヴェニスの職人が
作成したのだそうです。

エリザベスⅠは
ヴァージナルの達人でもあったとか。

前回ご紹介の
『クラビオルガン』とは異なり
こちらの『ヴァージナル』は
音を奏でることができるということで
録音されたものではありましたが
その音色を楽しむことができました。

とてもはっきりとした
明快な音色で
おそらく、エリザベスⅠも
ご満足されたのではないかしら…と
思えました。



本日も、最後まで
いのうえピアノ教室ブログ『Capriccioso』を
お読みくださいましてありがとうございました。



次回は、教室からのお知らせについて

お伝えしたいと思います。

2019年1月26日土曜日

ロンドン音楽紀行 Ⅷ (ヴィクトリア&アルバート博物館編 中編)


今日は、都立高校の推薦入試の日です。
いよいよ高校受験も本格的にスタートし始めました。

当教室の中学3年生の生徒さん含む
受験生の皆さん…
試験当日まで
体調にだけは気を付けて
がんばってください。
心から応援しています。


♪♪♪

さて、本日も
いのうえピアノ教室ブログ『Capriccioso』を
ご覧いただきありがとうございます。


前回、お伝えしました
大きな箱の上に鍵盤楽器らしきものが乗っていた
謎の展示物ですが…

『クラビオルガン』という楽器でした。

こちらは
ハープシコード(チェンバロ(伊)、クラブサン(仏))と
オルガンの間に位置するような楽器で
エリザベスⅠの治世である
1579年、ロンドンにて作成されたものでした。

楽器の構造については素人で
あくまでも想像なのですが…

箱の上には
ハープシコードがのっていて
その箱の中にはパイプが入っていて
お互いに連動していて
ハープシコードだけでは物足りない音量などを
パイプによって増幅させていたのではないかと。









完全に鍵盤は抜け落ち
弦もなくなっていましたが
ふたの部分の装飾の華やかさは
多少確認できました。

チューダー王朝の家具は
華やかな装飾品が特徴ということで
この『クラビオルガン』にも
神話に登場するオルフェウス、スフィンクス、サルなどとともに
宝石や付け柱、春の花などが
華やかに装飾されてたそうです。

唯一、音色を聴くことができなかったのが
残念でした。


最終回となる
次号では
同時代の鍵盤楽器を
ご紹介したいと思います。


本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました。


2019年1月23日水曜日

ロンドン音楽紀行 Ⅶ (ヴィクトリア&アルバート博物館編 前編)

本日も
いのうえピアノ教室ブログ『Capriccioso』を
ご覧いただきありがとうございます。


ロンドン音楽紀行にも
お付き合いいただき
ありがとうございます。
今回で7回目となりました。
ヴィクトリア&アルバート博物館編にて
最終章とさせていただきます。



こちらの博物館は
宿泊したアパートメントの
隣のブロックにあったこともあり
期間中2度足を運びました。

今回、是が非でも見たかったのは
メアリー・スチュアートが
幽閉生活を送っていたときに作った刺繍の作品でした。

彼女はスコットランド女王でもありながら
フランス王妃でもあった時期もありましたが
イギリスに渡って男児出産後は
エリザベスⅠに幽閉された上
処刑され
一生を終えてしまいまいます。

そんな彼女の幽閉生活中に
作成した刺繍の作品とは
どのようなものかとても興味深く
自分の目で確かめてみたかったのです。





完成度の高さに驚くとともに
どのような思いで、何を考えながら
どれほどの時間を費やし作り上げたのか


細やかな一刺し一刺しをじっくり眺めたあと

ふと横を見てみると



何やら…

収納ケースのような?!
棺のような?!
楽器のような?!

「えっ?! 何これ?! どういうこと?!」


♪♪♪



こちらを含む続きにつきましては
ヴィクトリア&アルバート博物館 中編にて
お伝えしたいと思います。

本日も最後までお読みくださいまして
ありがとうございました。

2019年1月19日土曜日

ロンドン音楽紀行 Ⅵ (古本屋さん編 後編)


本日、センター試験一日目ですね。
当教室の生徒さんも(休会中ではありますが)
挑戦していらっしゃいます。
今日明日の長丁場
とにかく
無事に終わるよう、心から祈っています。



♪♪♪

さて、前回の古本屋さんの続きです。


お友達とみられるおじいさんとおしゃべり中だった
店主のところへ
2冊の絵本とともに楽譜を持って行ったところ…

「全部で£20だよ。楽譜買うの?珍しいね」
と言われました。

「ピアノを弾いているので…」
と言うと

「下の階には、もっと楽譜があるよ」
とのこと 

\(◎o◎)/!!!

地下があることには気が付いていましたが
特別な空間のような気がして
階段に近寄ることすらできずにいた私。

「見たいです!」
と言うと

おしゃべり中だった
店主のお友達のおじいさんが
「あんまり詳しくないけど…案内するよ」
とボソリ。

おじいさんは
一歩一歩、ちょっぴり狭い階段を
ゆっくりゆっくり下りて
連れて行ってくれました。


そこは、息をのむほどの宝庫!
楽譜や古い本が、棚や段ボール箱に
どっさどっさと
置いてありました。

とりあえず、段ボール箱が
私を呼んでいるような気がしたので
段ボール内の楽譜を片っ端から
みていきました。

そこで見つけたのが
写真にある
ブルグミュラーのペータース版です。

幼いころ
ブルグミュラーの全音楽譜出版のみで
レッスンを受けた私。

外国版は購入する機会がなかったため
教室で生徒さんのレッスンを進めるにあたり
(比較できる楽譜があればなぁ…)
と思っていました。


「これだ!!」
と即決。

楽譜屋さんから
そのまま流れてきたものなのか
まったく書き込みもされておらず
開いた形跡さえないように感じました。

こちらは£4。
良いお買い物ができました。


帰国後
自分の持っているブルグミュラーの
『全音楽譜出版』『ドレミ楽譜出版』と
今回の『ペータース版』とを
比較してみたところ
いろいろ面白い発見がありました。


ペータース版のこの楽譜は
楽曲解釈の助けになるだけでなく
楽典的学習(ワークブック)でも
大活躍しそうです。

いのうえピアノ教室の生徒の皆さま!
レッスンでの活用お楽しみに!




本日も
いのうえピアノ教室ブログ『Capriccioso』を
最後までお読みいただき
ありがとうございました。


2019年1月17日木曜日

ロンドン音楽紀行 Ⅴ(古本屋さん編 前編)


乾燥して寒い毎日が続いています。
インフルエンザが流行っていますね。

レッスン室には
この時期恒例のマスクをご用意いたしました。
お咳の出る生徒さんは
遠慮なさらずマスクをお使いくださいね。

私の方でも
レッスンへ向け
体調管理をしっかりと行いたいと思います。

♪♪♪

さて、ロンドン音楽紀行5回目は古本屋さん編です。


レッスン室に置いて
生徒さんが喜んでくれそうな
かわいい絵本はないかしら…
と、ミュージカル『アラジン』鑑賞の帰り道
古本屋さんをのぞいてみました。

17:00をとっくに過ぎて、あたりは真っ暗。
ニューイヤーズイブということもあってか
日中確認した時は
同じ通りに三軒ほどオープンしていたはずの古本屋さんが
明かりがともっていたのは
わずか一軒のみとなっていました。

でも、その様は
まるで
「お入りください! お待ちしていました!」

言ってくれているかのよう。
迷わず入店しました。
Any Amount of Books(古本屋さん)

店内の撮影を試みなかったので
写真添付できないのが残念なのですが
『Any Amount of Books』は
歴史のある本屋さんで
(100年ほど前から続く本屋さんです。)
古い本棚や脚立、
そして古書の数々があり
タイムスリップできそうな雰囲気に
ワクワクが止まりませんでした。


ディックブルーナのクリスマス

ウィニー&ウィルバーシリーズの新書



状態のとてもよい
かわいらしく
またユニークな
上記2冊の絵本を見つけたあと
ふと横の棚を見ると
なんと楽譜が!?

海外で楽譜を購入するのが大好きな私にとっては
もう大興奮でした!

散々迷って
リストのハンガリー狂詩曲の楽譜を
絵本とともに購入することに決め
店主のもとへ行きました。
(レジへ…というより、店主のもとへ…と
表現がぴったりのお店です。
その店主は、お友達のおじいさんと
楽しくおしゃべり中でした (*^-^*))

ハンガリー狂詩曲 アメリカDover出版社のもの


…と、書き進めていたら
いつの間にか
長くなってしまいました。

ここまでお付き合いくださいまして
ありがとうございます。

次回に改めて
古本屋さん編の後編を
アップしたいと思います。
本日も
いのうえピアノ教室ブログ『Capriccioso』を
最後まで
お読みいただきありがとうございました。

2019年1月14日月曜日

ロンドン音楽紀行 Ⅳ  (アラジン編)

三連休最終日、今日は成人式ですね。
成人となられたみなさま
おめでとうございます。

♪♪♪

さて、ロンドン音楽紀行も4回目となりました。

下記のプリンス・エドワード・シアターで
日本でいう大晦日の日
アラジンを鑑賞してきました。




プリンス・エドワード・シアター



この劇場は
近辺の劇場に比べると比較的新しい建物で
1930年にオープンしました。
(ロンドンで最も古い劇場である
『シアター・ロイヤル・ドゥルリー・レーン』は
チャールズ2世の依頼によるもので
なんと…1663年設立です)

とはいっても
プリンス・エドワード・シアターは
90年も前の建物。
中へ入ってみると
やはり
歴史の重みを感じることができました。


開演30分ほど前。この後、続々と来場者が現れ満席となりました


実は…
日本では、アラジンの鑑賞チケットが
なかなか取れないことから
観られるところを探していて
ロンドン行きを決意したところもあり
今回
とても楽しみにしていた公演でした。


休憩をはさんで2時間強のステージ。
終わった後は、現実に戻るのが難しいほど
引き込まれた素晴らしい舞台でした。

出演者一覧


やはり
ジーニー(Leon Craig)が圧巻でした。
歌唱力、ダンス力、演技力、パフォーマンス力
どれを取っても言うことなし。
カーテンコールでは
ジーニーをたたえる拍手が
鳴りやまなかったほどでした。


友人の影響でミュージカルが好きになり
学生時代から
さまざまなところで
いろいろな作品を
鑑賞するチャンスをいただいてきた私でしたが
今回のステージに勝るものは
無かったかな…
と思えました。


本日も
いのうえピアノ教室ブログ『Capriccioso』を
ご覧いただきありがとうございました。

2019年1月11日金曜日

ロンドン音楽紀行 Ⅲ (ロンドン塔編)

一昨日からスタートした新年のレッスン。
生徒さんからは
サンタさんからいただくことができた
うれしいプレゼントのことや
冬休みの部活のこと
お年玉の金額(?!)まで…
レッスン開始前は
話に花がついつい咲いてしまっております。

♪♪♪


さて、本日
ロンドン音楽紀行の3回目です。

ロンドン塔 ホワイトタワー


長年の夢であった
ロンドン塔へ行ってきました。


ジュエルハウス

ロンドン塔の敷地内にあるジュエルハウスは
王室の宝物庫でもあり、王冠や王笏など
普段目にすることができない
貴重な王室の宝が展示されている人気の建物です。

そのため、このジュエルハウスに入るまで
寒風吹きすさぶ中
1時間以上並んで待ちました。

途中、下記写真にある
古き良きイギリス人らしい服装に身を包んだ
4人の奏者による演奏を聴くことができました。




左からコルネット、トロンボーン、サックス、テナーホルン
の編成でした。
曲名はわからなかったのですが
バロック音楽だったと思います。

あたたかく柔らかい音色で
とても気持ちがゆったりとできました。
まさかロンドン塔で音楽鑑賞ができるとは
夢にも思っておらず
サプライズプレゼントをいただいた気分でした。


本日も
いのうえピアノ教室ブログ『Capriccioso』を
最後までお読みいただき
ありがとうございました。






2019年1月9日水曜日

ロンドン音楽紀行 Ⅱ (ナショナルギャラリー編)

本日より
2019年のレッスンを開始いたします。

3学期が始まって
学校へ冬休みの宿題を提出し終えた
生徒さんたちのお顔が見られるのが
今から楽しみです。

♪♪♪

さて
前号に続き…

ロンドンでは美術鑑賞もしてきました。
3年ほど前に行ったときは
記憶がほとんど残っていないほど
疲れ切っていた日の鑑賞となったため
心残りだった
ナショナルギャラリーで
フェルメールの絵画を観てきました。


ご紹介するのは
昨年、当教室のブログにも登場した楽器、
ヴァージナルとともに描かれた
女性の絵画です。


ヴァージナルの前に座る女


ヴァージナルの前に立つ女

(ヴァージナルについては
昨年の8/7、当ブログにてご紹介しております。
そちらもご覧いただければ…と思います。)

今回、開館時間前に並び
朝一番で入館したにも関わらず
この絵画にたどり着いたときは
黒山の人だかり。
人気の高さを物語っていました。

ヴァージナルについては
実物も見てまいりました。
後日、改めてお伝えしたいと思います。


本日も
いのうえピアノ教室ブログ『Capriccioso』を
ご覧いただきありがとうございました。


2019年1月7日月曜日

ロンドン音楽紀行 Ⅰ (ウェストミンスター寺院編)

ウェストミンスター寺院

12月に比べ
日が長くなったことを実感します。
明日から三学期!
という方も多いのではないでしょうか。


♪♪♪


さて…
年末年始にかけて
ロンドンへ行ってきました。

学生時代に卒業旅行でヨーロッパを訪れて以来
すっかりイギリス好きになり
その後も何度か足を運んでいたのですが
今回は、意外と行っていなかった名所や
行った経験があるものの心残りのあった場所を中心に
観光、鑑賞してまいりました。

今回の旅では
レッスンに役立ちそうなことや
音楽に関することなど
たくさん見聞きすることができました。

何回かに分けて
ブログに載せていきたいと思います。

本日お伝えするのは
写真にあるウェストミンスター寺院。
こちらは
戴冠式をはじめ
王室行事(結婚式や葬儀)が行われる
王室の教会です。

見事なゴシック様式の教会で
内部にはステンドグラスやパイプオルガンなどもあり
歴史と荘厳さのある建築物です。

ウェストミンスター寺院は
王室行事だけでなく
内部の壁や床に歴代の王、女王だけでなく
イギリスで活躍した著名人が埋葬されていることでも有名です。

メサイヤや水上の音楽、オンブラマイフの作曲で有名な
ヘンデルのお墓がありました。
ヘンデルは、ドイツ出身ではありましたが
イギリスで活躍し帰化したバロック時代の作曲家です。

内部は撮影禁止だったため
写真は全く撮れませんでした。
敷地内のショップでヘンデルのお墓の絵葉書を購入し
それを撮影したものではありますが
下記にご紹介します。


ヘンデルの墓

弦、管楽器を背景に
右手にはメサイヤの楽譜。
左手人差し指は、まるで天を指すよう。
あのヘンデルがここで眠っていると思うと
なかなかその場を後にすることがきませんでした。


最後に…
音楽とは直接の関係はありませんが
昨年埋葬された
ホーキング博士のお墓も見ることができました。
大きなクリスマスツリーの足元に
博士の名前を見つけたときは
感慨深かったです。


本日も
最後まで
いのうえピアノ教室ブログ『Capriccioso』を
お読みいただきありがとうございました。

2019年1月3日木曜日

新年あけましておめでとうございます


新年あけましておめでとうございます。
みなさまにとって
良い一年となりますよう
お祈り申し上げます。

2019年も
生徒の皆さまに
より良いレッスンができるよう
努力してまいりたいと思います。

2019年のレッスンは
9日(水)からのスタートとなります。
生徒のみなさまは
何かと忙しく、またイベントの多い
冬休みをお過ごしのことと思います。
2018年最後のレッスンで
宿題とさせていただいた曲への取り組みも
ぜひ、その楽しいイベントの一つとして
練習にお励みください。
今年の初レッスンで、聴かせていただくのを
楽しみにしております。


空き待ちの登録をして
お待ちくださっているみなさま…
お待たせするばかりで誠に申し訳ございません。
空きができましたら
すぐにご連絡差し上げます。
お尋ねになりたいことや
確認したいこと
変更点などございましたら
右上の『お問い合わせ』
またはメールにて
ご連絡くださいませ。

本年も
いのうえピアノ教室
および
ブログ『Capriccioso』を
どうぞよろしくお願いいたします。