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2023年12月28日木曜日

年内のレッスン



 本日

年内最後のレッスンをさせていただきました。


まだ、今年一年を振り返ることができるほど

頭の中は整理されてはおりませんが…

今、ぼんやりと頭に浮かんだ感覚としては

おもしろい一年だったような

そんな気がしています。


このような一年を過ごさせていただくことができましたのも、

生徒のみなさま

保護者さま

ご家族のみなさま

レッスンにかかわってくださった

すべての方々のご協力あってのことです。

感謝しております。


来年も

どうぞよろしくお願いいたします。




2023年12月11日月曜日

石の上にも…


 長く続けてくださっている高校1年生のAちゃん。

小学生時の

お引越しをきっかけに

当教室へお通いくださっています。


今月、9枚目の出席カードへ更新。

石の上にも3年と言いますが、

もう 何週目になるのでしょう。


校内合唱コンクールでの伴奏者に選ばれ、

現在、通常レッスンの宿題にプラスして

伴奏曲にも取り組んでいる頑張り屋さんです。


これからも…

ピアノが

Aちゃんの

あたたかいパートナーであり続けてくれますように。 


2023年12月3日日曜日

うれしいご連絡!


 

「ピアノを買いました!」

Mちゃんからの

うれしい一報が入りました。


いろいろ試弾をして

納得のいくピアノに巡り合えたとのこと。


ベートーヴェンもショパンもドビュッシーも

弾きこなすMちゃん。

これから

ますます演奏が楽しくなることでしょう!


今週のレッスンで

またお話聞かせてね!


2023年11月12日日曜日

おしゃれさんたち

小学低学年の生徒さんたち…

おしゃれへの関心が高いのでしょうか。


レッスンで、私がネックレスをしていないと

「あれ、きょうは、なんで、してないの?」

と、尋ねられます。 


そして…

かわいらしいことに、

その翌週には

生徒さんご自身手作りのブレスレットをつけてきてくれたり、

プレゼントでいただいたと思われる

おもちゃのネックレスや指輪を

バッグに忍ばせて持ってきてくれたりして、

(おうちの方にはナイショで持ってきたのかな?)

見せてくれます。


「すてきねぇ、いいね♡」

とお伝えすると

「せんせいも、してたほうが、かわいいよ!」


そう言われると、

その次の週は、がぜん張り切って

ネックレスに合わせた服装を考え、

レッスンへ臨む私です ((´∀`))


そういえば…

10年ほど前、

生徒さんからいただいた

手作りブレスレット。

クローゼットにしまいこんでいました。

なつかしいな…♡










2023年10月31日火曜日

名演でした!

 


先月、
はじめて拝聴した
井上道義さん指揮の演奏。

どうしてもまた聴きたくて…

チケットを手配し、
10/29(日)に、
再び
すみだトリフォニーホールにて、
群馬交響楽団との
井上道義さん指揮の演奏を聴くことができました。


演奏が始まる前には、
井上道義さんの
プレ・コンサート・トークがあり、

「ショスタコーヴィチ交響曲第4番は
好き、嫌いにはっきり分かれる」

というお話を伺いました。

曲の予習をしてこなかった私には
ワクワクがとまらない幕開けとなりました。

交響曲第4番は
60分ほどの演奏だったのですが
終始
道義さんの指揮と
群馬交響楽団の演奏に
目も耳もくぎ付けとなりました。

ショスタコーヴィチの時代の
ソ連の混沌とした状況が
まるで
目の前で
映像として映し出されているような演奏でした。

「ぁあ、面白かった!」
というのが
率直な感想。

今、
このブログを書きつつ
BGMで
交響曲第4番を流している私ですので、
どうやら
交響曲第4番は
『好き』に
ランクインしたようです。




コンサートを終えての
井上道義さんのブログURLと共に、
終演後、
許可が下りて撮影させていただいた
井上道義さんの笑顔
よろしければご覧ください。







2023年10月23日月曜日

大舞台


発表会申し込みをスタートさせた今春のことです。


 中学3年生のYちゃんは、

陸上部引退前の都大会を控え、

今夏の発表会を断念しました。

…それは、

9年間レッスンへ通ってくださっている中での

初めてのことでした。

Yちゃんのご選択は、もっともで

悔いのない走りをしてきてほしいな…と

気持ちを切り替えた私でした。


そして

時は流れ…

春から夏になり、

教室の方は

日を追うごとに発表会モード。

そのような中

Yちゃんのレッスンでは

普段通りのレッスンメニューを

進めさせていただいていました。


発表会目前の7月中旬。

普段は物静かなYちゃんが、

目をキラキラ輝かせながら

「中学校の合唱祭の伴奏を引き受けました!!」

と、レッスン開口一番に言ってくれました。


その表情を拝見して

「あぁ! そうか! 

合唱祭での伴奏体験が

Yちゃんにとっての

今年の発表会なんだ!」

と、

とてもうれしく思いました。

(私の強引な解釈だったかもしれません…が💦


そして伴奏練習に取り組むこと3ヶ月。

毎週毎週、

驚くほど上達していき…

表情豊かで

歌いやすく

そして

メリハリのある伴奏に仕上がりました。


本番当日。

聴きに行きたい気持ちをぐっと抑えて

私は

レッスン室でYちゃんのご成功をお祈りしていました。


うれしいことに

その翌日、

お母さまが

Yちゃんの演奏動画をお送りくださり、

拝聴することができました。


ピアノに向き合い、

私からの細かいアドバイスに応え、

悩んだりしながらも

Yちゃんが作り上げた曲が

大きな舞台で花開いている様子を拝見して、

涙が止まりませんでした。


Yちゃん!

今年の発表会は…

今まで経験したことないほど

大きな舞台での立派な演奏となりましたね!

素晴らしい伴奏をありがとう!


2023年10月20日金曜日

サラバンド≒ナウシカ・レクイエム




 「この曲、弾いてみない?」

と、中学1年生のYちゃんに

弾いてお聴かせしたのは

ヘンデル作曲の

『サラバンド』。


私の演奏に耳を傾けた後、

Yちゃんは

「あれ? この曲って?!」

と言いながら

自分の連弾曲集を取り出して

パラパラとめくり始め、


「これと…そっくり!」


開いてくれたのは

久石譲作曲の

『ナウシカ・レクイエム』


Yちゃん、すごい!

大発見だよ!!」


Yちゃんが気が付いた通り、

『ナウシカ・レクイエム』は

『サラバンド』の曲調を

モチーフとしている楽曲なのです。


いろいろな音楽に興味を持ち、

好奇心のアンテナを

常に張り巡らせているYちゃんならでは…の、気づき。


これからも

ピアノや音楽を、

いろいろな角度から

深めていってくれるのだろうな…

と、

Yちゃんが

頼もしく思えたレッスンとなりました。









2023年10月6日金曜日

すごい!!

「耳コピして伴奏もつけて弾きこんだ曲があるのです。

いつか、 聴いてやっていただけますか?」

と、小学5年生のKくんママより

ご連絡いただきました。


そのお話を伺った時から

楽しみにしていて迎えた

昨日のレッスンでした。


Kくんに

聴かせてくれる?」

と尋ねると

ちょっと恥ずかしそうにピアノに向かい

鍵盤に手を置きました。


ノスタルジックな前奏から始まり、

その後

くるくると表情を変え、

激しいパッセージは

考え抜かれた指使いで

緊張感を途切れらせることなく演奏し、

ペダリングも見事。

最後は

デクレシェンドをしつつリタルダンドで

穏やかに演奏を終えてくれました。


昨日、

たまたま在宅していた娘二人。

あまりにもすばらしい演奏が聞こえてきて

「え?! すごい!! ママ?! ちがう!! だれ?!」

と、思わず顔を見合わせてしまったそうです。


聴き終えた後、

わたしも

驚きが先に立ち

言葉がすぐに出てこないほどでした。


昨日のKくんには

いろいろなことを教えていただきました。


Kくん、

聴かせてくれてありがとう。

また新しい曲が仕上がったら

ぜひ聴かせてね!



2023年9月25日月曜日

好きな指揮者は…

 


「好きな指揮者は、だれですか?」

 と尋ねられても

「えっと…う~ん…」

と、答えられずにいた私。


そんなわたしの人生を

変えるほどの衝撃的な

コンサート。


井上道義さん指揮の演奏を

聴きに行ってきました。


こんなに

演奏者との心の距離が近くて、

人間的で、

音楽の方向性をはっきり示す指揮を見たのは

初めてでした。


魔法使い…

ダンサー…

パフォーマー…

アーティスト…

どれにも当てはまる指揮者。

それが井上道義さん。


演奏の間中、

まるでアトラクションに乗っているような

そんな気持ちでした。


とても印象的だったのが、

ステージ上の

新日本フィルと

ソリストの小曽根真さんが

笑顔で演奏していたこと。

ときには

笑いをかみ殺しているような

場面もありました。

井上道義さんの指揮が

どれだけ

楽しく魅力的なものなのか、

そこからも

推し量ることができました。


来年には引退されることを明言されいる

井上道義さん。

お会いできてよかった。

指揮を拝見できてよかった。

音を聴くことができてよかった。



佐渡裕さんからのお花がホワイエにありました

2023年9月20日水曜日

うれしい♡

 


ピアノだけでなく、

ワークブックにも

とてもがんばって取り組んでいる

小学1年生のYちゃん。


つい先日のレッスンでも、

ご自宅でしっかり練習を重ねた

ピアノ曲の宿題を合格になり、

ワークブックでは

すらすらと音符の長さの問題を解いて…


とても集中してレッスンへ取り組んでいらしたので、

ちょっぴり残った時間でごほうび!

「にこちゃん、ぬりたいんじゃない?

Yちゃんのすきなように

ぬっていいよ~ (*^-^*)」

と、ワークブックにあった

にこちゃんへの

ぬりえをおすすめしてみました。


すると…


さいしょに

「これ、Yだよ」

と、この日レッスンへ着てきてくれた

お気に入りのイチゴワンピース姿のYちゃんが完成。


次に

ちらっちらっと私を見て…


メガネを描きこむと

つづけて

洋服をグリーンに塗った

にこちゃんが完成。

(あれ?! これ?!)

と思い、

「もしかして…せんせいをかいてくれたの?!」


Yちゃん

ちょっとはずかしそうに…

でも、にっこりしながら

「うん!」


すっごく

うれしかったです♡

ありがとうYちゃん!

2023年9月12日火曜日

秋が近づいてきました



生徒さんのHさまより
チケットをいただき、
芸術の秋を堪能しに
テート美術館展へ行ってまいりました。



台風が過ぎ去り、少し暑さが和らいできたかな…
というタイミングでした。

チケット売り場は長蛇の列。
チケットをお譲り下さったHさまに
感謝しつつの鑑賞となりました。



これまでの展示と異なり
写真撮影が可とされているエリアが
かなり多かったのが
印象的でした。

ジョン・コンスタブル作

ジョン・コンスタブルの絵画は、
レッスン室に
飾ったりすることともあり(ポスターですが…)
ついつい親しみがわいて
スマホにて撮影しました。

現代とは異なるイギリスの日常風景を
映し出してくれている
コンスタブルの絵画。
当時に思いをはせて鑑賞していると
なんとも言えない気持ちになりました



今夏、
ロンドンのテートには
足を運べず
後ろ髪惹かれる思いで帰国しましたが、
このように鑑賞でき、
良い芸術の秋がスタートできました!





2023年8月31日木曜日

10年ぶりのレッスン



 10年前のことです。


ディズニーやゲーム音楽を

ピアノで弾くことが大好きな

大学生だったTくんは

忙しい学生生活の合間を縫って

レッスンへ通ってきてくれていました。


その後、

Tくんは就職し

当教室からは卒業する形となっていったのですが…


Tくん姪御さんのYちゃんが

2年前に当教室へご入会されたこともあり、

ご縁は、なんとなくつながっていました。


そんなTくんから、

2週間前、

連絡をいただきました。


「就職している保育園から

卒園式の伴奏を任されたので、

レッスンを受けさせていただきたいです」


Tくんがピアノを弾き続けていることがうれしく…

上手にピアノの技術を活用して活躍していることもうれしく…

連絡をくれたことも、またうれしく…


早速、ちょうどできた空きレッスン時間に

お越しいただきました。


わずか40分間のレッスンでしたが

さすがTくん!

10年前と変わらず上達が早く

良い伴奏になりそうな仕上がりで

お帰りいただくことができました。


「卒園式練習が始まる11月までには仕上げておきたい」

と明確な目標を立てているTくん。

練習を積みかさね、

ますます上達されますように



2023年8月29日火曜日

ELEMENTAL


イギリス旅行中、
日本でも公開されている映画
『ELEMENTAL』(邦題『マイ・エレメント』)
を観ることができました。

Lauvのやさしく寄り添うような歌声の
主題歌『Steal The Show』を
忘れることができず
こちらのYouTubeにて
今も
楽しませていただいています。

『ELEMENTAL』は
私たちが抱えている問題を
ディズニー&ピクサーならではの描き方で
わかりやすく伝えてくれていて、
劇場には
小学生くらいから大人の方まで
幅広い年代の方が足を運んでいました。

日本でも
また観たい…と
思えた素晴らしい作品でした (*^-^*)



2023年8月27日日曜日

会ってみたかった…



ロンドンの
ナショナルポートレートギャラリーへ行ってきました。
あの有名なナショナルギャラリーの隣にあるのですが…
ナショナルギャラリーと比べると小さめ美術館で、
肖像画だけを集めたという
ちょっと珍しいギャラリーです。



建物は、大規模な改修工事のため
2020年から2023年6月22日まで休館していました。
リオープンを祝してか
街中で祝っているような雰囲気でした。



多くの肖像画の内、
印象的だったものを
ご紹介していきます。



シェイクスピア
昨年、マギー・オファーレルの『ハムネット』を読み、
また
生徒さんのHさんがおすすめくださっていただけに、
シェイクスピアの故郷
ストラトフォード・アポン・エイボンへは、
今回の旅で足を運びたかったのですが…
日程的に厳しく
断念した経緯があります。


チャールズ2世
この度『FROZEN』を鑑賞しましたが、
その劇場を作ったのがこの方。
楽しいことが大好きで
「陽気な王様」と言われていたそうです。
幼いかわいらしいチャールズ2世の肖像画です。



クリストファー・レン
今回、クリストファー・レンの
建築作品をたくさん見てきました。
セントポール大聖堂、
セントジェームズ教会、
ハンプトンコート宮殿、
オックスフォードのクライストチャーチ…
彼の建築の美しさには
感銘を受けました。


ヘンデル
ハンプトンコート宮殿では
ヘンデル作曲の
ハープシコードの演奏が流れていました。
ドイツ出身の方ですが、
イギリスの居心地がよかったのでしょう。
イギリスに帰化し
ウェストミンスター寺院に葬られています。



ヨハン・クリスチャン・バッハ
鑑賞中、
あまりに端正なお顔立ちが目に入り
足を止めたところ…
ヨハン・クリスチャン・バッハでした。
あの有名なバッハの息子です。
王室とのつながりも深く、
イギリスで活躍した作曲家です。



キャサリン妃&ウィリアム皇太子
最後は、新しい肖像画です。
魅力的な
皇太子と妃の作品、
たくさんの方が
見入っていました。



どの肖像画も、
このキャンバスの向こうには
私が会ってみたかった
そのご本人がいた…
それは間違いないこと。

想像しただけで、
自分が今、
いつの時代にいるのか
わからなくなってしまうほどでした。


念願のナショナルポートレートギャラリーへ
行くことができて…
本当によかったです!



 

2023年8月25日金曜日

クライストチャーチ大聖堂にて…


オックスフォード大学のクライストチャーチへ行ってきました。
 

ハリーポッターロケ地としてもとても有名で
ワクワクしながら
見学しました。


ホグワーツの大広間のモデルとなったグレートホール食堂。
正面の歴代のイギリス王、女王の肖像が並べられているところに
大きな銅鑼(写真下左側)がありました。
どんな音が出るのか興味があり、担当の方にお尋ねしてみたところ…
現在は、鳴らすことはなく
録音されたものを
スピーカーで流しているとのことでした(あらら…)。





大聖堂に入ってみると、
ショパンコンクールの公式ピアノに採用されている
イタリア製のFAZIOLIのピアノがありました。

「どのような経緯でこの聖堂のピアノとして
FAZIOLIが選ばれたのかしら?
他のメーカーの候補はなかったのかしら?」

近くにいらした担当の方にお尋ねしなかったこと…
今となっては、悔やまれます。



聖堂内には
確認できただけでも
2台のパイプオルガンがありました。
でも、残念ながら、その音色を聴くことはかないませんでした。


祈禱台には、讃美歌集があり
実際に手に取って
楽譜を眺めることもできました。



おまけです…
こちらは
ハリーポッター『賢者の石』の
雪の場面にも登場した中庭です。


とても一日では観光しきれない
魅力的な街でした。
また機会があれば…
もう少しのんびりと楽しんでみたいです♪






2023年8月24日木曜日

ハンプトンコートでヘンデルの名曲を…

 

ロンドンから電車を乗り継ぎ
ハンプトンコート宮殿まで行ってきました。


宮殿の一室に入ると
こんな素敵な
ハープシコードが!


ジョージ2世の妻、キャロライン王妃は
音楽をとても大切にしていて
優れた音楽家を招いて
宮廷内の廷臣たちを楽しませたり、
子どもたちにレッスンを受けさせたりしていたとか。

日常に楽器があふれていたのでしょう。
壁にも、このような木彫がありました。


ドイツにいた時からヘンデルと親交のあったキャロライン王妃。
ある一室に入ると
ヘンデル作曲の
『ハープシコード組曲 第2集 第4番 サラバンド』が
流れていました。
この曲は、この夏休みに
Nちゃんへ宿題としてお出ししている曲。
(練習、進んでいるかな?)
なんて、Nちゃんに思いをはせながら
ハンプトンコート宮殿を巡った一日となりました。