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| レッスン室に飾っています | 
長かった夏休みも今日で終わり…
という生徒さんも多いことと思います。
さて、私が過ごした夏休み、
訪れた先での
音楽に関係した話題にスポットを当てて
何回かに分けて
ブログにてお伝えさせていただきたいと思います。
♪♪♪
今回、教室の夏休みの期間を利用して
イギリスへ行ってきました。
イギリスと言っても
『湖水地方』という、イギリスでも
かなり北の方。
今年は、日本もヨーロッパも猛暑でしたが、
『湖水地方』に関しては、
ヒーターがないと朝晩は寒いくらい。
日本の3月、4月くらいの気温でした。
なぜ、そこを目指したかというと…
学生時代、英語の授業で
ピーターラビットの作者である
ビアトリクス・ポター(1866年~1943年)の生涯を読みました。
それ以来、
ポターの生き方、考え方、そして環境保護への取り組みにとても興味を持ち、
「いつか行きたい!」
と思い続けていたのです。
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| ポターの暮らした家 | 
宿泊していたアパートメントから
バスとフェリーを乗り継ぎ、
ポターが1905年から住んでいた
ヒル・トップというところへ行って、
当時生活していた様子を見ることができました。
なんと、ポターのお家に入ってみたら…
ピアノが!
(このピアノは、1760年から1900年ごろまで
人気を博した
『スクエアピアノ』というものです。
舟の模型が置いてある
鍵盤奥の長方形ケース内に
弦が斜めに張られています。
この『スクエアピアノ』、
皆さまなじみあるピアノへと、
この後、大きく変化していきます。)
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| スクエアピアノ | 
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| ねずみちゃんが! | 
学芸員さんに、
「ポターは、ピアノもお上手だったのですか?」
と聞いてみたのですが…
どうやら、その記録は残っていないようで、
「当時、高価であったこのピアノがあるのは、
裕福な家庭に育ったポターだからこそ
ロンドンから持ってくることができたのでしょう。」
とのことでした。
とても温かみのある
このポターのお家で、
どんな音で
どんな曲が演奏されていたのかしら…と
想像するだけでドキドキしてしまいました。
音楽に関する話はここでおしまいですが、
せっかくですので、
ピーターラビットの絵本に出てくる場面が
ヒルトップにて
大切に保持されていましたので、
すこしだけご紹介しておきますね。
