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2023年10月31日火曜日

名演でした!

 


先月、
はじめて拝聴した
井上道義さん指揮の演奏。

どうしてもまた聴きたくて…

チケットを手配し、
10/29(日)に、
再び
すみだトリフォニーホールにて、
群馬交響楽団との
井上道義さん指揮の演奏を聴くことができました。


演奏が始まる前には、
井上道義さんの
プレ・コンサート・トークがあり、

「ショスタコーヴィチ交響曲第4番は
好き、嫌いにはっきり分かれる」

というお話を伺いました。

曲の予習をしてこなかった私には
ワクワクがとまらない幕開けとなりました。

交響曲第4番は
60分ほどの演奏だったのですが
終始
道義さんの指揮と
群馬交響楽団の演奏に
目も耳もくぎ付けとなりました。

ショスタコーヴィチの時代の
ソ連の混沌とした状況が
まるで
目の前で
映像として映し出されているような演奏でした。

「ぁあ、面白かった!」
というのが
率直な感想。

今、
このブログを書きつつ
BGMで
交響曲第4番を流している私ですので、
どうやら
交響曲第4番は
『好き』に
ランクインしたようです。




コンサートを終えての
井上道義さんのブログURLと共に、
終演後、
許可が下りて撮影させていただいた
井上道義さんの笑顔
よろしければご覧ください。







2023年10月23日月曜日

大舞台


発表会申し込みをスタートさせた今春のことです。


 中学3年生のYちゃんは、

陸上部引退前の都大会を控え、

今夏の発表会を断念しました。

…それは、

9年間レッスンへ通ってくださっている中での

初めてのことでした。

Yちゃんのご選択は、もっともで

悔いのない走りをしてきてほしいな…と

気持ちを切り替えた私でした。


そして

時は流れ…

春から夏になり、

教室の方は

日を追うごとに発表会モード。

そのような中

Yちゃんのレッスンでは

普段通りのレッスンメニューを

進めさせていただいていました。


発表会目前の7月中旬。

普段は物静かなYちゃんが、

目をキラキラ輝かせながら

「中学校の合唱祭の伴奏を引き受けました!!」

と、レッスン開口一番に言ってくれました。


その表情を拝見して

「あぁ! そうか! 

合唱祭での伴奏体験が

Yちゃんにとっての

今年の発表会なんだ!」

と、

とてもうれしく思いました。

(私の強引な解釈だったかもしれません…が💦


そして伴奏練習に取り組むこと3ヶ月。

毎週毎週、

驚くほど上達していき…

表情豊かで

歌いやすく

そして

メリハリのある伴奏に仕上がりました。


本番当日。

聴きに行きたい気持ちをぐっと抑えて

私は

レッスン室でYちゃんのご成功をお祈りしていました。


うれしいことに

その翌日、

お母さまが

Yちゃんの演奏動画をお送りくださり、

拝聴することができました。


ピアノに向き合い、

私からの細かいアドバイスに応え、

悩んだりしながらも

Yちゃんが作り上げた曲が

大きな舞台で花開いている様子を拝見して、

涙が止まりませんでした。


Yちゃん!

今年の発表会は…

今まで経験したことないほど

大きな舞台での立派な演奏となりましたね!

素晴らしい伴奏をありがとう!


2023年10月20日金曜日

サラバンド≒ナウシカ・レクイエム




 「この曲、弾いてみない?」

と、中学1年生のYちゃんに

弾いてお聴かせしたのは

ヘンデル作曲の

『サラバンド』。


私の演奏に耳を傾けた後、

Yちゃんは

「あれ? この曲って?!」

と言いながら

自分の連弾曲集を取り出して

パラパラとめくり始め、


「これと…そっくり!」


開いてくれたのは

久石譲作曲の

『ナウシカ・レクイエム』


Yちゃん、すごい!

大発見だよ!!」


Yちゃんが気が付いた通り、

『ナウシカ・レクイエム』は

『サラバンド』の曲調を

モチーフとしている楽曲なのです。


いろいろな音楽に興味を持ち、

好奇心のアンテナを

常に張り巡らせているYちゃんならでは…の、気づき。


これからも

ピアノや音楽を、

いろいろな角度から

深めていってくれるのだろうな…

と、

Yちゃんが

頼もしく思えたレッスンとなりました。









2023年10月6日金曜日

すごい!!

「耳コピして伴奏もつけて弾きこんだ曲があるのです。

いつか、 聴いてやっていただけますか?」

と、小学5年生のKくんママより

ご連絡いただきました。


そのお話を伺った時から

楽しみにしていて迎えた

昨日のレッスンでした。


Kくんに

聴かせてくれる?」

と尋ねると

ちょっと恥ずかしそうにピアノに向かい

鍵盤に手を置きました。


ノスタルジックな前奏から始まり、

その後

くるくると表情を変え、

激しいパッセージは

考え抜かれた指使いで

緊張感を途切れらせることなく演奏し、

ペダリングも見事。

最後は

デクレシェンドをしつつリタルダンドで

穏やかに演奏を終えてくれました。


昨日、

たまたま在宅していた娘二人。

あまりにもすばらしい演奏が聞こえてきて

「え?! すごい!! ママ?! ちがう!! だれ?!」

と、思わず顔を見合わせてしまったそうです。


聴き終えた後、

わたしも

驚きが先に立ち

言葉がすぐに出てこないほどでした。


昨日のKくんには

いろいろなことを教えていただきました。


Kくん、

聴かせてくれてありがとう。

また新しい曲が仕上がったら

ぜひ聴かせてね!