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2024年6月28日金曜日

「ぴあのたのしい」


 

年中さんのSくん。

ピアノのがとてもおじょうずな

小学2年生Yちゃんの

おとうとくんです。


どんな時でも元気いっぱい!!

活発な男の子なので、

「ピアノと仲よくなってくれるかな?

ピアノを好きになってくれるかな?」

と、思いながら

3か月前の4月にレッスンスタートさせていただきました。


ところが、はじまってみると…


注意したこと、お伝えしたことに集中して取り組んで、

次の週にはしっかり直していらっしゃる。

宿題ピアノ曲に関しては

宿題のはるか先まで取り組んできて

たっぷりご用意しておいたはずの合格シールが

不足しそうになる日もあるほど。

もちろん、楽典的なことも、

あっという間に理解し、吸収していってくれています。



「いったい…どのくらいピアノに向かっていらっしゃるのでしょうか?」

とママにお尋ねしてみたところ、

幼稚園に行く前、幼稚園から帰宅した後、

と自ら率先して

練習に取り組んでいるそうなのです。


こんなにがんばっているSくんの

の原動力は、いったい何なんだろう?

と思っていたところ…


昨日のレッスンで、

「幼稚園にお迎えに行ったとき、

担任の先生からお話が伺えたのですが…

『ぴあの、たのしい』

って、言っていたそうなんです。」

と、ママからお聞きしました。


『たのしい』が原動力だったのですね。

幼稚園の先生にお話ししたくなるくらい

たのしんでくれているなんて!


レッスンスタートしてまだ3か月ですが、

来月の発表会には、

Sくん、たっての希望で出演されます。

発表会も、

ぜひ、たのしんでね (*^-^*)

2024年6月25日火曜日

聴いてみたい、見てみたい

 


小林研一郎さん

「炎のコバケン」という異名もお持ちの

言わずと知れた名指揮者です。

でも、私は、お名前を存じ上げるだけで、

その指揮棒から奏でられる音を聴いたことも

指揮を振っているお姿を拝見したこともありませんでした。


一度は!

と思っていた長年の夢がかない、

先日、小林研一郎さんの演奏を

ミューズ・アークホールで聴くことが出来ました。



まず、ご登場されて驚きました。


下手から指揮台に行く手前の数歩歩いたところで、

ゆっくりとていねいに曲席に向かって一礼されました。

そして演奏中においては、

楽章の合間に

ハンガリー・ブダペスト交響楽団の奏者に

さっきはありがとう。次の楽章も、よろしく。」

とおっしゃっているかのようなお辞儀を

たびたびされていてました。

『炎のコバケン』という異名から(私が勝手に)想像していたのとは異なり、

なんて心のある

ステキな作法をお持ちの魅力的な方なんだろうと思いました。



1曲目は

1位をとったブダペスト国際指揮者コンクールで

ハンガリー・ブダペスト交響楽団と演奏した

思い出の課題曲、

ロッシーニ作曲『セビリアの理髪師』。

マイクを持って

50年前のコンクールでのご様子も語ってくださり

より演奏を楽しく聴くことが出来ました。


(2曲目につきましては、次のブログでご紹介します)


3曲目はチャイコフスキー『交響曲第5番』。

こちらは、

チャイコフスキーのメロディの美しさを

ここまで引き出すことが出来るものなのか…

チャイコフスキーも喜んでいるだろうな…

という演奏で、

特にその2楽章では、涙が止まらないほどの名演でした。


鳴りやまない拍手後のアンコールでは、

『ハンガリー舞曲』を日本人指揮者が日本風に振ったら…という

おもしろい企画をしてくださって、

かなり癖のある、濃い、ユニークな演奏をしてくださいました。

その演奏が終わるや否や

「ブラボー!!!」の声に交じって

「すごいっ!!!!」

と、私も思わず声を発してしまったほど、

惹きつけられたすばらしい演奏でした。

ハンガリー・ブダペスト交響楽団の方たちが、

ニヤニヤしながらも楽しそうに

演奏してくださっていたのも、また印象的でした。


聴きに来てくださった方も大切にした上で、

ハンガリー・ブダペスト交響楽団員の方へのリスペクトも忘れない。

そんなお人柄あふれる

小林研一郎さんの演奏を聴くことができてよかったです。

世界的な名指揮者とうたわれる理由がわかった

素晴らしい演奏会でした。

小林研一郎さんの演奏、また聴きに行きたいな。


2024年6月14日金曜日

癒し空間に…

 

昨年に引き続き

ラベンダー農園さんから

送っていただきました。


レッスン室を癒し空間にするプロジェクト発動( ´∀` )で

レッスン室にスワッグとして

掛けています。


生徒のみなさん…

この香りに

気が付くかな?



2024年6月10日月曜日

Ave Maria

 私の人生を大きく変えるほど

たくさんのことを教え導いてくださった方が

天国に召されました。

娘たちがお世話になった

幼稚園の園長先生です。



昨日行われた告別式では、

終始オルガン演奏が絶えることがなかったのですが、

献花の時に流れたのが

ブルグミュラー作曲の 『Ave Maria』。

発表会に向け、この曲の解釈を懸命にしながら

トライしている生徒さんがいることもあり、

涙がポトポトと落ちて

止まりませんでした。


園長先生から教わった、

人として…教育者として…大切なことを

生徒のみなさまに還元できるよう、

これからもレッスンさせていただきたいと思います。



2024年6月7日金曜日

演奏曲ワークシート



 発表会ご出演の生徒さんたちに

曲の理解を深めていただくために導入している

ワークシート。


今年は特に

小学生低学年チームのワークシートが

見ごたえ、読みごたえアリで

楽しく添削させていただいています


シートに収まりきらないほど思いあふれる絵を

カラフルな色鉛筆を使って

描いてきてくれたり…


曲が聞こえてきそうなほど

豊かな文章力で

物語を作って

書いてきてくれたり…


情景も文章も

両方、盛りだくさんで書いてきてくれたり…


どんな曲に仕上がっていくかなぁ…(*^-^*)

と想像しながら、

ご提出いただいたワークシートに

スタンプを押し、

コメント書いてご返却


添削されたワークシートを受け取るときの

生徒さんたちのなんともうれしそうなお顔…!

この表情を拝見できることも併せて

楽しませていただいている私です。