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2025年2月27日木曜日

雪の世界でのコンサート

 サントリーホール(2,006席)とほぼ同じ座席数を有する

2008席のコンサート会場。

世界屈指の音響。

数々の有名演奏家がそのステージに立っている。


どんなホールなんだろう…と

ワクワクしながら

北海道は札幌の地下鉄『幌平橋駅』に降り立ちました。


駅の階段を上がったその目の前には

ドーンっと大きなコンサート会場のはずが…

…一面の雪景色…


「あれ? 私、降りる駅間違えちゃった?」


と、何か確認できるものはないかと見回すと



現在地からはるか遠く

『札幌コンサートホール・KITARA』の文字が…

 

            


ホールまでは

スキー場のようなすばらしい雪質の道が続き、

人には、たまにすれ違うくらい。


極めて重度の方向音痴の私にとって、

ホワイトアウトと同じくらいの前後不覚となり

自信がなくなってしまいました。


そこに聞こえてきたのは

なんだかほっとする歌声とやさしい話声。


お散歩中の2歳くらいの女の子とママでした。

「すみません…ホールは…あるのでしょうか?」

とお尋ねすると

「ず~っとまっすぐ行ったところに標識があって、その先ですよ」

と、ご丁寧に教えてくださいました。


「この標識か!!!」

ここからは、自信をもってホール目指して無事到着。



はるか東京から飛行機に乗って

このホール目指し、到着!

達成感でいっぱいとなりました!!


どなたのどんなコンサートだったかは…

次のブログでお伝えさせていただきます♪

2025年2月11日火曜日

2025年度レッスン時間割完成しました!



お花屋さんに

春のお花がたくさん並ぶようになり、

春の訪れにワクワクしています。




この度、

おかげさまで、

ご在籍くださっている生徒のみなさまの

2025年度レッスン時間割を

完成することができました!!



今回は、

進級、進学だけでなく、

小学校合併による通学校変更に伴う下校時刻の問題なども加わり、

かつてない難しい調整でした。


そのような中、

生徒さま、保護者さまのご配慮に満ちた

あたたかいご協力により、

完成することができました。


今週より、決定のお便りをお配りいたします。


2025年度も

よろしくお願いいたします!


 

2025年2月1日土曜日

「弾く」≠「練習」


「ピアノの練習、してきた?」

とたずねると、

「してきた!」

と、自信をもって答えてくださる生徒さんが、

教室を始めたころから変わらず

一定数はいらっしゃいます。


でも…とても申し訳ないのだけれど、

練習をしてきたとは思えないその弾きっぷりに

「う~ん…してないでしょ?」

と聞くと

「した!」

と。


(なんなんだろう…この出口の見えない押し問答は…?)

と、長年もやもやしていました。


ところが、昨日、レッスンで

このやり取りをしていて

「はっ!」と気づきました。


生徒さんの『練習』したという定義と

私の『練習』したという定義が

そもそもずれていたのです。



「した!」と胸を張って答えてくださった生徒さんのにとっての『練習』は

とりあえずピアノのふたを開けて

弾きさえすれば

それが練習したカウントに。

その練習したという時間は、頭も身体も心もフラットな状態。


私にとってイメージする『練習』は

一人二役の真剣勝負。

先生はいないけれど

自分で先生役と生徒役をしながら…

「ここ、先生に注意されたでしょ?」→「取り出して練習しよう!」

「この細かい音符弾けてないよ?」→「リズムを変えてやってみよう!」

「表現の仕方どう?」→「ほかの人はどんな演奏してるんだろう?YouTube見てみよう!」

頭も身体も心もフル回転。



とはいえ…

遊びも勉強も他の習い事も忙しい生徒さんたちです。

ピアノの練習時間確保すら難しい日もあるはずなので、

一日一か所でも

「今日は、ここを工夫して取り組んでみた」

と胸を張って言える箇所があれば

一週間後のレッスンで、

その7か所は、輝きを放つはずです。

私は、それをすかさず見つけて

お褒めします。


ここまで書いてみて改めて気が付いたのですが、

ピアノの練習って、

いろいろなことが身につくんですね。

これを続けることができたら…

ピアノの演奏はもちろん上達し、

そのおまけとして

すばらしい人間力が培われそうですね。