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2025年9月2日火曜日

夏休みの音楽自由研究④『ROYAL ACADEMY OF MUSIC MUSEUM Ⅱ メンデルスゾーン自筆譜』

ROYAL ACADEMY OF MUSICの ミュージアムは、

弦楽器のフロアと

鍵盤楽器のフロアに分かれています。


リフトが工事中だったため、

館内案内の方に

弦楽器フロアの扉のところまで案内していただき、

「ご自由にどうぞ…」と

その方は、元の通路を戻っていかれました。

おそるおそる弦楽器フロアの扉を開けてみたところ、

…なんと入館者は、わたし一人だけでした。


入ってすぐ目に入ったのは、

メンデルスゾーン『真夏の夜の夢』の自筆譜!

『真夏の夜の夢』の自筆譜

メンデルスゾーンは、裕福な家庭に育ち、

幼い頃より高い教育を受け、

音楽だけでなく絵画の才能もありました。

とてもていねいに美しく仕上げられているこの楽譜。

彼の受けてきた教育の高さとお人柄、

そして美的感覚に優れている様が

表れているように感じました。


そして

このフロアには驚くべき名器がいくつも展示されていました。

アマティのヴァイオリン
 
ストラディバリのヴィオラ

これらの楽器の値段(数億、数十億?)を考えると、

係員もいないこのフロアに

私一人でいてよいのだろうかと

不安になってしまうほどでした。

(ほどなくして、カリフォルニアからいらしたという

ご夫婦が入ってきて、ホッとしました)


このフロアには

ヴァイオリン名手の方にまつわる展示物もありましたので、

次のブログにてご紹介させていただきたいと思います。