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2017年5月20日土曜日

ゆっくり さらう





昨日、レッスンをお休みさせていただき
次女が通う高校の合唱祭に
足を運んできました。


次女の出番は、午後。

午前中は家でのんびりして
お昼くらいにホール到着目指そうかな…
なんて考えていたはずなのに
なんと、いつの間にか電車に乗って
10時過ぎには会場に入っておりました ( ;∀;)


私の母校もアカペラで
各クラス競う合唱祭でしたが
次女の高校も然り。


課題曲は
『Now Is The Month Of Maying』


エリザベス一世時代の
イギリス人作曲家の作品。
この時代のイギリス史が好きな私にとっては
いろいろな意味で
楽しみにしていた合唱祭でした。


課題曲は
1年生から3年生まで皆同じ。
発声や演奏技術の成長が見られたり
また、表現方法も様々。
聴いていてまったく飽きませんでした。
興味深いというより…
面白かったですね。


演奏がすべて終わり
最後に、卒業生でもあり
合唱指揮者としてもご活躍の
審査委員長、櫛田豊先生からの
お話が印象的でした。


「テンポの速い曲ほど
ゆっくりさらう練習を
心がけてください。」


…そうなんです。
ピアノでも同じ。
テンポの速い曲を譜読みもままならないうちから
とりあえず雰囲気だけを楽しみたくて
速く演奏してしまうと
雑な仕上がりになるだけでなく
作曲家が曲に込めた想いまで
見逃してしまうのです。

調性、和音進行、フレーズ…
歌においては
歌詞と音とのつながりなども関係してきます。


当たり前のことですが
積み重ねが
大切であるということを
改めて気づかせていただいた
講評でした。


本日も、いのうえピアノ教室ブログ『Capriccioso』を
ご覧いただきましてありがとうございました。



♬ おまけ ♬

次女のクラス、
惜しくも受賞は逃してしまいました…
来年、再来年の目標ができてよかった…かな?!