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2019年1月19日土曜日

ロンドン音楽紀行 Ⅵ (古本屋さん編 後編)


本日、センター試験一日目ですね。
当教室の生徒さんも(休会中ではありますが)
挑戦していらっしゃいます。
今日明日の長丁場
とにかく
無事に終わるよう、心から祈っています。



♪♪♪

さて、前回の古本屋さんの続きです。


お友達とみられるおじいさんとおしゃべり中だった
店主のところへ
2冊の絵本とともに楽譜を持って行ったところ…

「全部で£20だよ。楽譜買うの?珍しいね」
と言われました。

「ピアノを弾いているので…」
と言うと

「下の階には、もっと楽譜があるよ」
とのこと 

\(◎o◎)/!!!

地下があることには気が付いていましたが
特別な空間のような気がして
階段に近寄ることすらできずにいた私。

「見たいです!」
と言うと

おしゃべり中だった
店主のお友達のおじいさんが
「あんまり詳しくないけど…案内するよ」
とボソリ。

おじいさんは
一歩一歩、ちょっぴり狭い階段を
ゆっくりゆっくり下りて
連れて行ってくれました。


そこは、息をのむほどの宝庫!
楽譜や古い本が、棚や段ボール箱に
どっさどっさと
置いてありました。

とりあえず、段ボール箱が
私を呼んでいるような気がしたので
段ボール内の楽譜を片っ端から
みていきました。

そこで見つけたのが
写真にある
ブルグミュラーのペータース版です。

幼いころ
ブルグミュラーの全音楽譜出版のみで
レッスンを受けた私。

外国版は購入する機会がなかったため
教室で生徒さんのレッスンを進めるにあたり
(比較できる楽譜があればなぁ…)
と思っていました。


「これだ!!」
と即決。

楽譜屋さんから
そのまま流れてきたものなのか
まったく書き込みもされておらず
開いた形跡さえないように感じました。

こちらは£4。
良いお買い物ができました。


帰国後
自分の持っているブルグミュラーの
『全音楽譜出版』『ドレミ楽譜出版』と
今回の『ペータース版』とを
比較してみたところ
いろいろ面白い発見がありました。


ペータース版のこの楽譜は
楽曲解釈の助けになるだけでなく
楽典的学習(ワークブック)でも
大活躍しそうです。

いのうえピアノ教室の生徒の皆さま!
レッスンでの活用お楽しみに!




本日も
いのうえピアノ教室ブログ『Capriccioso』を
最後までお読みいただき
ありがとうございました。