オンラインレッスンから
通常スタイルの
対面式レッスンへの移行に伴い
生徒さんと
久しぶりに対面できることに
胸を躍らせている今日この頃です。
対面式再開の初回レッスンにて
生徒さんから
オンラインレッスン中に
取り組んだ
楽譜を見せてもらうと
胸が熱くなってしまいます。
私が伝えたことを
生徒さんご自身で必死に記入した
楽譜への書き込み。
どの生徒さんの楽譜からも
「先生の代わりに
しっかり書かなきゃ!」
という
何とも言えない
けなげさが
伝わってくるのです。
先週
対面式レッスンへ
久しぶりに足を運んでくれた
小学2年生のKくん。
楽譜への書き込みの言葉に
思わず
ほおが緩んでしまいました。
『そぅ と はなす』
こう書かれていました。
そこは
優しさやかわいらしさを表現する
長いフレーズの一区切りの箇所。
ていねいに弾くことが求められる
とても表現の難しいところです。
私は
オンラインレッスン時
「そこは、ていねいにね。
音を鳴らした後は
そ~っと、鍵盤から指を放すかんじでね。
Kくん、楽譜に書けるかな?」
と言うと
Kくんは
すぐさま鉛筆を手にし
ちょっと考えこみ…
何やら一生懸命
書き込みしてくれていました。
その後ろ姿は
とても印象的でした。
(オンラインレッスンでは
右斜め後方からの撮影をお願いしているため
書き込んだ内容までは
見ることができませんでした。)
そして迎えたKくんの対面式レッスン初回。
こちらが
お伝えした以上に
じょうずに脱力のできた手首の使い方にて
良い音を奏でて
演奏ができていました。
まさに
『そぅ と はなす』
の奏法でした。
Kくんのその曲は
もちろん合格となりました。
今週は
どんな楽しい対面式レッスンが
待っているのでしょうね。
ワクワクします。
本日も
いのうえピアノ教室ブログ『Capriccioso』を
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。