旅行最終日の前日である8月15日。
観光しつつ、お土産も買おうと意気込んで
アパートメントを出発しました。
でも、どうも街の様子がおかしい。
いつも開いていたお店というお店が
10時を過ぎても開店する様子を見せず
暗いままなのです。
日曜日(ドイツでは日曜日はお店が休みになります)は、
こないだ終わって、今日は木曜日なのに
なんで?!どうして?!
グーグル先生にお尋ねしてみたところ…
「8月15日は
聖母の被昇天祭のため、
お店はお休みになる」
とのこと。
ドイツにおいては、
8月15日は、
立派な祝日だったのです。
(思い返してみると、前日の14日、
妙にスーパーでみなさん殺気立っていました。
食糧確保に必死だったからなのでしょう…)
気落ちしつつも
目的地であった
『聖ミヒャエル教会』に入ってみました。
心が洗われるような空間に、
天国のような音楽が流れていました。
なんと、
『聖母の被昇天祭』のための
音楽ミサが行われていたのです。
カトリック音楽の中心地ともいわれるこの教会。
素晴らしい演奏でした。
| 豪華なパイプオルガンがありました |
そして
主祭壇の横には
日本人にとってはとてもなじみ深い
フランシスコザビエルの絵画がありました。
偶然にも、
この8月15日は、
ザビエルが鹿児島に上陸した
記念の日でもあったのです!
聖ミヒャエル教会のおかげで、
『聖母の被昇天祭』という日に
感謝し、
気持ちを切り替えることが出来ました。
おまけ…
ノイシュバンシュタイン城の建設をした
ルートヴィッヒ2世が
聖ミヒャエル教会内の地下墓地に眠っているということで、
行きたかったのですが…
公開していなかったため、
今回は断念!