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2023年8月27日日曜日

会ってみたかった…



ロンドンの
ナショナルポートレートギャラリーへ行ってきました。
あの有名なナショナルギャラリーの隣にあるのですが…
ナショナルギャラリーと比べると小さめ美術館で、
肖像画だけを集めたという
ちょっと珍しいギャラリーです。



建物は、大規模な改修工事のため
2020年から2023年6月22日まで休館していました。
リオープンを祝してか
街中で祝っているような雰囲気でした。



多くの肖像画の内、
印象的だったものを
ご紹介していきます。



シェイクスピア
昨年、マギー・オファーレルの『ハムネット』を読み、
また
生徒さんのHさんがおすすめくださっていただけに、
シェイクスピアの故郷
ストラトフォード・アポン・エイボンへは、
今回の旅で足を運びたかったのですが…
日程的に厳しく
断念した経緯があります。


チャールズ2世
この度『FROZEN』を鑑賞しましたが、
その劇場を作ったのがこの方。
楽しいことが大好きで
「陽気な王様」と言われていたそうです。
幼いかわいらしいチャールズ2世の肖像画です。



クリストファー・レン
今回、クリストファー・レンの
建築作品をたくさん見てきました。
セントポール大聖堂、
セントジェームズ教会、
ハンプトンコート宮殿、
オックスフォードのクライストチャーチ…
彼の建築の美しさには
感銘を受けました。


ヘンデル
ハンプトンコート宮殿では
ヘンデル作曲の
ハープシコードの演奏が流れていました。
ドイツ出身の方ですが、
イギリスの居心地がよかったのでしょう。
イギリスに帰化し
ウェストミンスター寺院に葬られています。



ヨハン・クリスチャン・バッハ
鑑賞中、
あまりに端正なお顔立ちが目に入り
足を止めたところ…
ヨハン・クリスチャン・バッハでした。
あの有名なバッハの息子です。
王室とのつながりも深く、
イギリスで活躍した作曲家です。



キャサリン妃&ウィリアム皇太子
最後は、新しい肖像画です。
魅力的な
皇太子と妃の作品、
たくさんの方が
見入っていました。



どの肖像画も、
このキャンバスの向こうには
私が会ってみたかった
そのご本人がいた…
それは間違いないこと。

想像しただけで、
自分が今、
いつの時代にいるのか
わからなくなってしまうほどでした。


念願のナショナルポートレートギャラリーへ
行くことができて…
本当によかったです!