ロンドンの
ナショナルポートレートギャラリーへ行ってきました。
あの有名なナショナルギャラリーの隣にあるのですが…
ナショナルギャラリーと比べると小さめ美術館で、
肖像画だけを集めたという
ちょっと珍しいギャラリーです。
建物は、大規模な改修工事のため
2020年から2023年6月22日まで休館していました。
リオープンを祝してか
街中で祝っているような雰囲気でした。
多くの肖像画の内、
印象的だったものを
ご紹介していきます。
シェイクスピア |
昨年、マギー・オファーレルの『ハムネット』を読み、
また
生徒さんのHさんがおすすめくださっていただけに、
シェイクスピアの故郷
ストラトフォード・アポン・エイボンへは、
今回の旅で足を運びたかったのですが…
日程的に厳しく
断念した経緯があります。
チャールズ2世 |
この度『FROZEN』を鑑賞しましたが、
その劇場を作ったのがこの方。
楽しいことが大好きで
「陽気な王様」と言われていたそうです。
幼いかわいらしいチャールズ2世の肖像画です。
クリストファー・レン |
今回、クリストファー・レンの
建築作品をたくさん見てきました。
セントポール大聖堂、
セントジェームズ教会、
ハンプトンコート宮殿、
オックスフォードのクライストチャーチ…
彼の建築の美しさには
感銘を受けました。
ヘンデル |
ハンプトンコート宮殿では
ヘンデル作曲の
ハープシコードの演奏が流れていました。
ドイツ出身の方ですが、
イギリスの居心地がよかったのでしょう。
イギリスに帰化し
ウェストミンスター寺院に葬られています。
ヨハン・クリスチャン・バッハ |
鑑賞中、
あまりに端正なお顔立ちが目に入り
足を止めたところ…
ヨハン・クリスチャン・バッハでした。
あの有名なバッハの息子です。
王室とのつながりも深く、
イギリスで活躍した作曲家です。
キャサリン妃&ウィリアム皇太子 |
最後は、新しい肖像画です。
魅力的な
皇太子と妃の作品、
たくさんの方が
見入っていました。
どの肖像画も、
このキャンバスの向こうには
私が会ってみたかった
そのご本人がいた…
それは間違いないこと。
想像しただけで、
自分が今、
いつの時代にいるのか
わからなくなってしまうほどでした。
念願のナショナルポートレートギャラリーへ
行くことができて…
本当によかったです!