人気の投稿

2024年12月28日土曜日

よいおとしを…


 

本日をもって、

今年のすべてのレッスンを

無事に終えることができました。


「よいおとしを」

という言葉を

使ってみたくて、

でも恥ずかしくて、

ママの後ろにかくれんぼしながら

かわいらしい年中さん生徒さんが言ってくれた

「よいおとしを」

の言葉が

じんわりと心にしみたレッスン最終日でした。


生徒のみなさま、

保護者さま、

ご家族のみなさま、

今年も一年間ありがとうございました。


「よいおとしを」



2024年12月7日土曜日

ピアノがじょうずになったその先に…

おばあちゃまのお家のピアノで、

おばあちゃまと一緒に

ピアノの練習に励んでいる

小学3年生のMちゃん。


今夏の発表会に出演してからというもの、

おどろくほど

ピアノがおじょうずになり、

目覚ましい進歩を遂げている

がんばり屋さんです。

 

そんなMちゃんが

先日のレッスン中、

突然、

「ピアノ、じょうずになりたい」

と口を開き始めました。


普段、それほど多くを語らないMちゃんが

お話をしてくれるこの機会を逃したくなくて


「じょうずになって…どうしたいの?」


と聞いてみたところ…


「じょうずになって、ばあばに、すごい!って言われたい」


と。


Mちゃんの

直球の答えに感激してしまいました。


ほめてもらいたい。

だからうまくなりたい。


…そっか…いいなぁ…。


なんだかなつかしくて、

そしてあったかい気持ちになったレッスンでした。


Mちゃん!

来週も、ばあばと練習した成果を聴かせてね!




2024年11月23日土曜日

おおわらい!

 

昨日レッスンへ来てくれた

小学3年生のHくん。


「クラスで、おわらいをひろうしてきました。」

と、言うなり、

着ていたコートを脱いで、

帽子をかぶり、

こちらの姿に大変身!


「ええええええ~っ???!!!」

と、びっくりした後は

大笑い。


Hくんのお笑いは、

クラスのおともだちだけでなく、

私にも大ウケ!


せっかくなので、

このコスチュームのまま

レッスンさせていただきました (*^-^*)


もちろん、ご自宅での練習にも、しっかり取り組んでいらしたHくん。

宿題の連弾曲では、見事な仕上がりとなり、合格。

そして、ワークもきっちり進めることができ、

胸を張ってお帰りになりました。


Hくんにつづく仮装は…だれかなぁ~

なんて考えながら

ピアノのふたを閉めて

レッスンを終えることができた昨日でした。


Hくん、私にもお笑いを届けてくれて

ありがとう!




2024年11月16日土曜日

「もういっかい!」

夏の発表会後、

腕の使い方がますますお上手になり、

音色がさらに豊かになった

小学2年生のYちゃん。


昨日レッスンでの連弾プリモ…

素晴らしい演奏でした。


曲は、ディズニーのシンデレラ『夢はひそかに』。

とてもしっとりした曲調で、

音の響きを大切にしつつ

フレーズの動き、

そして何より

相手の音もしっかり聴かないと成立しない

難しい連弾曲です。



合わせてみたところ、

Yちゃんのうっとりするほどの豊かな表現力と、

完成度の高い仕上がりに、

Yちゃんと連弾ができたことを感謝したくなるほどでした。


最後の音の響きを堪能し、ひざに手を置いて…

お褒めする言葉を発しようとしたその時…


Yちゃんが、

「もういっかい!!

もういっかいひきたい!!」

と。


Yちゃんご自身も、

この仕上がりに心動かされ、

もう一回、この音楽体験をしたい!

もう一回、曲に浸りたい!

と、思ったのですね。


私も同じ気持ちでしたので

もう一度、連弾演奏をした上で、

もちろん合格とさせていただきました。


やわらかい耳と心で

たくさんの情報を

しなやかに吸収していくYちゃん。

どんな音楽人生を歩んでいってくださるのでしょうか。

楽しみです♡

2024年11月6日水曜日

すばらしいコンサートに恵まれた2024年

 私にとっては

2024年最後のコンサートである、

東京フィルハーモニー交響楽団の

『午後のコンサート』を聴きに行ってきました。


第一部で演奏された

ショパン『ピアノ協奏曲第1番』は

ピアノ譜を持っているほど大好きなこの曲。


今までいろいろな方の演奏を聴いてきましたが、

この度の演奏は、

私が見落としていた箇所を

気づかせてくれた、

新たな発見に見舞われた素晴らしい演奏でした。


第二部で演奏された

チャイコフスキーのバレエ組曲『白鳥の湖』は、

第1曲、2曲、3曲、4曲、5曲、6曲を演奏。


その中の

第4曲『情景』でのコンマス三浦章宏さんのヴァイオリンソロでは、

美しい音色にすっかり魅了され

涙が、知らぬ間にこぼれてしまった私でした。


今年は

1月の神奈川フィルハーモニー管弦楽団の演奏から始まり

多くのコンサートに足を運ぶことができ

たくさんの勉強をさせていただきました。


来年はどんなコンサートへ足を運べるかな。

2024年10月15日火曜日

ヤマハミュージック横浜みなとみらいへ!

 今夏オープンした

『ヤマハミュージック 横浜みなとみらい』へ

やっと足を運ぶことが出来ました!


その内容をご紹介しつつ

考えたことなどをブログに認めさせていただきます。

 

1階フロア

 入ったすぐ右手には、

大型LEDディスプレイと連動した

AIピアノとドラムがありました。


 ゆったりとしたフロアのソファに座り、

自動演奏する弦楽器をハグしたり音に耳を傾受けたりしながら

全身で楽器を楽しめるようになっています。



 『Art of Sound』 

数えきれないほどの管楽器のパーツが天井から下がっている作品。

これは何の楽器のパーツだろう…と想像するのも楽しく、

また美しい展示でもありました。 



『Tall Bass
ペダルの踏み加減や、弦を抑える指の位置を変えることで
音が変わる楽器。
黄色の太い弦をはじいて奏でることが出来ます。





2階フロア



管楽器、弦楽器、打楽器、鍵盤楽器…
あらゆる楽器の試奏、試弾が可能です。
子どもたちだけでなく、
大人も夢中になって楽器に触れていました。


 
そのような中、悩みに悩んで…

私が選んだ楽器は、電子ピアノのクラビノーバCVP。

グランドピアノの弾き心地を再現した

とても多機能な電子ピアノです。


現在、当教室へ通ってくださっている生徒さんのうち、

4人にお一人の割合で

電子ピアノを持っていらっしゃいます。

ご自宅での練習時の電子ピアノと

レッスン時のグランドピアノとのギャップに

戸惑っていらっしゃる生徒さんのご様子を

レッスン時、幾度となく拝見しているため、

いつの日か、電子ピアノにしっかり向き合ってみたいと

思っていました。


今回、念願がかない、

おかげさまで

とても有益な試弾の時間となりました。 

(スタッフの方に許可を得て弾き始めたのですが、

いろいろ試してみたいことがありすぎて、

実は…1時間も弾き続けていました…

気持ちよく弾かせてくださったスタッフの方に感謝です)

この体験を生かして、

電子ピアノをお持ちの生徒さんのレッスンへ

反映できればよいなぁと考えています。


教室の生徒さんにも

ぜひ

おススメしたい

『ヤマハミュージック 横浜みなとみらい』。

楽しくて、半日くらいはあっという間に過ぎてしまうスポットです。

(うれしいことに無料です)


ご興味ある方は

下記URLにて

詳細をご覧になってみてください。


2024年10月4日金曜日

ワークブック取り組みの秋


 

ようやく涼しくなり始め、

レッスン時に冷房なしで進められる日も…。

少しずつ秋を感じられるようになってきました。


ここ最近は、

レッスン時間内に

ワークブックの時間が

確保できるようになってきました。


と申しますのも…

発表会に向けてレッスンを進めていた春から夏にかけては

曲を仕上げることが最優先となり、

また、

夏休み明けのしばらくは、

たくさんの宿題曲を聴かせていただくことに

時間を要してしまっていました。


そんなこんなで

ワークブックへの取り組みが

なかなかできず後回しとなっていた数か月。


…でも!

ここにきて、レッスン時間にゆとりが出てきて

ワークブックの時間が確保できるようになり、

バランスよくレッスンを進められるようになってきました。


みんな大好きなんですよね。


「ワーク、やろうっ!」

というと、

「やったー!」

と、嬉しそうに鉛筆や色鉛筆を走らせてくれています。


楽典的なことが習得できていると、

レッスンも効率よく進められ、

生徒のみなさんの理解も早くなり、

曲の仕上がりにも大きく関係してきます。


芸術の秋、

どんどん進めて

楽典の力もつけていきたいと考えています。

2024年9月19日木曜日

好きな指揮者の方が…

 

ウィーン放送交響楽団首席指揮者としてご活躍の

マリン・オルソップさんの演奏を聴きに

ミューズ・アークホールへ足を運んでまいりました。


マリン・オルソップさんのCDは持っているので

よく聴いているのですが、

ご自身が振っていらっしゃるのを拝見するのは初めてのため、

この日をとても楽しみにしていました。



まず、演奏が始まる前の

ウィーン放送交響楽団員の方たちの

チューニングしているご様子が印象的でした。

真っ先に舞台に登場したコンミスは終始ニコニコ。

チューニングも穏やかな雰囲気。

(この空気感、珍しいなぁ)

と思っていたところ、

指揮者のマリン・オルソップさんが登場して…


その理由がわかりました。


指揮台へ向かうそのお姿には、

優しく包み込むような穏やかなお人柄が表れていて、

これが、ウィーン放送交響楽団員の

笑顔の理由なんだなと。


1曲目は、マリン・オルソップさんが

好んで演奏をしているという

モンゴメリー作曲の『ストラム』。

草原、風、空気…を感じ、

まるで宮崎駿監督の映画を観ているような、

ぱぁっと視界が開けるような、

そんな音楽でした。

アメリカのトップアアーティストたちが

競うように演奏している理由がわかりました。


2曲目は、角野隼斗さんピアノ演奏の

モーツァルト作曲の『ピアノ協奏曲第26番 戴冠式』。

モーツァルトは、

この曲に関しては

カデンツァも左手部分に関しても

譜面に残していない箇所が多く、

ソリストにその裁量がかかっているこの曲。

どのような角野さんの演奏が聴けるのかと楽しみにしていました。

モーツァルトらしさもうまく残しつつ

角野さんらしい

ワクワク感が随所に現れたカデンツァで、

もう一度聴きたいと思わせる

素晴らしい演奏でした。


その次に演奏された

ベートーヴェン作曲の『交響曲第3番 英雄』は、

ブラボーの嵐。


その後、

聴衆の熱い拍手のアンコールに応えて演奏してくれた

ヨハンシュトラウスⅡの『シャンパン・ポルカ』。

こちらは、聴衆を巻き込む楽しい演出が盛り込まれていて、

演奏のすばらしさに感激して涙がこぼれつつも、

最後には大笑いしてしまいました。

会場が一体となったアンコール演奏後は、

スタンディングオーベーション。

となりの席の方々と

「素晴らしかったですね! 楽しかったですね!」

と、言い合ってしまうほどの

あたたかい雰囲気となりました。


マリン・オルソップさんのお人柄が、

ウィーン放送交響楽団員だけでなく

聴衆をも巻き込み、

みんなが笑顔になる

魔法をかけてくれたのだなぁ…

と。

今までに経験したことのない

あたたかみを感じさせるコンサートでした。


嬉しいことに

また、好きな指揮者の方が増えました。

マリン・オルソップさんの演奏、

また聴けますように!



2024年9月11日水曜日

「あわせると…たのしい」


昨日レッスンへ来てくれた

小学2年生のYちゃん。


かわいらしいお声で

ぽつりぽつりと

発してくれるYちゃんの言葉には

引き込まれるものがあり

耳を傾けるのが心地よいのです。


そんなYちゃんと

連弾曲の合わせをしてみたところ

「あわせると…たのしい」

にっこりわらって

言ってくれました。


リズムも

指使いも

音の動きも

独特な曲だっただけに、

お家での練習も

大変だったと思います。

ひとりで、

もくもくと練習を重ねて

プリモだけを弾いていた1週間。


そこに

レッスンの合わせでセコンドが加わって

豊かな響きとなり

完成した一曲になった…。

新しい曲に出会えたような感覚ですら

あったのかもしれません。


楽しさがわかるほど

弾きこんでいらしたYちゃんですので、

もちろん

合格とさせていただきました。


連弾、たのしいよね。

実は、レッスンで

生徒のみなさんと同じように

(もしかしたらみなさん以上に!)

楽しませていただいている

私なのです。

2024年9月8日日曜日

かけあがる足音、そして鼻歌…が聞こえます



当教室のレッスン室は

外階段を上がり玄関を入ってすぐの部屋になります。


そのため、

耳を澄ますと

生徒さんの

レッスン前と後の様子が

わかります。


レッスン前、

玄関までの外階段を

たたたっ!!

とかけあがる生徒さんの足音を聞いて

「レッスン、楽しみに来てくれたんだな」


レッスン後、

玄関で靴をはきながら

レッスンで弾いた曲を

鼻歌交じりで歌っているのを聞いて

「レッスン、楽しんでくれたんだな」


そんな生徒さんのご様子を感じることができた日は、

みなさんの顔を思い浮かべながら

いつも以上に時間をかけて

ピアノをきれいにしてから

レッスン室を後にします。


2024年9月4日水曜日

モーツァルトも演奏したアルテホーフ礼拝堂(音楽旅行記Ⅻ 最終回)

幼いころから各地を旅してきたモーツァルト。

ミュンヘンにも何度も足を運び、

モーツァルトにとってはゆかりのある場所です。 


そんなモーツァルトが訪れたことのある、

旧バイエルン王家の宮殿、

『レジデンツ』に行ってまいりました。

レジデンツ内のアンティクヴァリウム


『レジデンツ』内にある

こちらの『アルテホーフ礼拝堂』にて、

モーツァルトが演奏したと言われています。

現在も、コンサートが行われているそうです。

細部にまでこだわった美しい礼拝堂。

見ていて飽きることがありませんでした。

アルテホーフ礼拝堂




『レジデンツ』の一室である

『マクシミリアン・1世・ヨーゼフの音楽室』という部屋には、

ハープやピアノが置いてありました。

音楽好きな方だったのでしょう。

ちなみに、マクシミリアン・1世・ヨーゼフは、

オーストリア皇妃エリザベートの祖父にあたる方です。

マクシミリアン・1世・ヨーゼフの音楽室




音楽旅行記は、こちらで最終回とさせていただきます。

モーツァルトに始まり、

モーツァルトに終わった旅でした。

とても有意義な時間となりました。


2024年9月3日火曜日

グロッケンシュピール(Glockenspiel)(音楽旅行記Ⅺ)


ドイツ最大のグロッケンシュピールと名高い

ミュンヘン新市庁舎の

しかけ時計を見てきました。

聖ペーター教会から撮影した新市庁舎

グロッケンシュピール(Glockenspiel)とは、

ドイツ語で、

Glocken は「鐘」、

spielは「演奏」の意で、

鉄琴のことを指しています。


ミュンヘン新市庁舎しかけ時計は、

ドイツ歌曲の『ローレライ』の演奏で始まり、

その後、鐘の音が鳴り響き、

からくり人形たちがバイエルン大公結婚の祝祭の様子を演じます。

(この時に流れている曲名はわかりませんでした)


撮影してきましたので、

グロッケンシュピールの音色と

クラシカルな

からくり時計の動きをお楽しみください。

2024年9月2日月曜日

バイエルン伝統音楽をビアレストランにて(音楽旅行記Ⅹ)

ミュンヘンの観光名所ともなっている

ビアレストラン『ホーフブロイハウス』へ

行ってまいりました。




体育館ほどあるとも言われる広い店内には、

分厚い木の板でできた長い机といすが並んでいて、

基本的に相席。

「ここ、空いてますか?」

から始まるコミュニケーションが

心地よかったです。

こちらの看板のところに

ドイツやオーストリアの伝統的な音楽を演奏する

『オムパバンド』の方々がスタンバイ。


伝統衣装を着こなした『オムパバンド』のおじさまたちが、

陽気なバイエルン伝統曲を次から次へと演奏して、

楽しませてくれました。

2024年9月1日日曜日

聖母の被昇天祭って?!(音楽旅行記Ⅸ)

旅行最終日の前日である8月15日。

観光しつつ、お土産も買おうと意気込んで

アパートメントを出発しました。

 

でも、どうも街の様子がおかしい。

いつも開いていたお店というお店が

10時を過ぎても開店する様子を見せず

暗いままなのです。 


日曜日(ドイツでは日曜日はお店が休みになります)は、

こないだ終わって、今日は木曜日なのに

なんで?!どうして?!


グーグル先生にお尋ねしてみたところ…

「8月15日は

聖母の被昇天祭のため、

お店はお休みになる」

とのこと。


ドイツにおいては、

8月15日は、

立派な祝日だったのです。

(思い返してみると、前日の14日、

妙にスーパーでみなさん殺気立っていました。

食糧確保に必死だったからなのでしょう…)


気落ちしつつも

目的地であった

『聖ミヒャエル教会』に入ってみました。

 心が洗われるような空間に、

天国のような音楽が流れていました。

なんと、

『聖母の被昇天祭』のための

音楽ミサが行われていたのです。

カトリック音楽の中心地ともいわれるこの教会。

素晴らしい演奏でした。

豪華なパイプオルガンがありました


そして

主祭壇の横には

日本人にとってはとてもなじみ深い

 フランシスコザビエルの絵画がありました。


偶然にも、

この8月15日は、

ザビエルが鹿児島に上陸した

記念の日でもあったのです!


聖ミヒャエル教会のおかげで、

『聖母の被昇天祭』という日に

感謝し、

気持ちを切り替えることが出来ました。 



おまけ…

     

ノイシュバンシュタイン城の建設をした

ルートヴィッヒ2世が

聖ミヒャエル教会内の地下墓地に眠っているということで、

行きたかったのですが…

公開していなかったため、

今回は断念!



2024年8月30日金曜日

Bauer&Hieberへ!(音楽旅行記Ⅷ)

オーストリアのザルツブルクから、
列車に乗って
お隣の国ドイツのミュンヘンへ戻ってきました。


ザルツブルク中央駅

ザルツブルクからミュンヘンへ向かう列車

ミュンヘン中央駅

今回の旅は
ミュンヘン→ザルツブルク→ミュンヘン
と、EU圏内を列車で移動した旅でした。



訪れた国々で楽器店へ行くのが好きな私。
今回は、ミュンヘンで100年以上の歴史のある
『Bauer&Hieber』へ行ってきました。



お店に入ろうとしたら、青いワゴンが!
お値打ち価格の楽譜がたくさん入っていたのですが…
声楽系の楽譜が多く…
今の私には、ちょっとご縁のない楽譜でした。


この歴史ある『Bauer&Hieber』は、
インスタもフォローしているほどの
あこがれのお店。


そんな『Bauer&Hieber』で買って帰りたい!と
考えていたのは、連弾譜。


入口すぐの階段を下りて
地下のピアノ楽譜売り場へ行くと、
スタッフさん
とても忙しそう。


まずは、自分で探してみようと、
棚を見て、あれこれ楽譜を引っ張り出してみるものの、
なかなかお目当てに出会うことが出来ず…。
手が空いたように見えた女性スタッフさんに
「日本で、ピアノを教える仕事をしているのですが、
生徒さんに喜んでもらえるような
連弾楽譜はありますか?」
とお尋ねしてみたところ、
なんと…
かれこれ一時間近く、
私に付き合って楽譜を探してくれました。


ドイツでピアノを始めたばかりの子供が使う連弾譜から始まり、
クラシック王道の連弾譜、
そして、笑いながら「これは日本のね!」
と言いながら、なんと『ジブリ』の連弾譜まで出してくれました。


それでも、なかなか納得いくものが見つからず
「ジャズの連弾譜はある?」
と、尋ねてみたら
「あるある!」
と、いくつか出してくれた中にあったのが
こちらの楽譜。

ジャズの前進のラグタイム。
大好きなスコット・ジョプリン!
日本で出版されたアレンジ簡易版の楽譜は持っているけれど、
これは、持っていない!
こちらに決めて、会計が済むと…
そのスタッフさん、
日本語で
「アリガトーゴザーイマシター」
と言ってくださいました。
なんてホスピタリティ溢れるスタッフさん。
楽譜探しをスタッフの方と
こんなにも楽しめたのは、初めての経験でした。